あなたは、雑談力を鍛えていますか？
雑談力は、日常生活や仕事で、人間関係を円滑にするために最高の武器となります。
雑談力なんて、あんまり鍛える必要ないと思うかもしれませんが、
人と人のつながりは、まずは雑談からなのです。
いきなり、仕事の本題にいっても、良い結果は生まれませんよね。
雑談をすることで、相手と共感したり、情報を得たり、信頼関係にも発展していきます。
仕事や人間関係で悩んでいる方は、まず、雑談力を見直してみましょう。
雑談力で人生も仕事も成功させよう！
本日の記事は、雑談力と信頼関係について記事にしていきます。
1.雑談力とは？
2.雑談力を高めるメリット５
3.第一印象を大切に
4.雑談に必要な話題とは？
5.雑談力は、聞き上手
6.二回目の雑談で、さらに距離を縮めよう
7.雑談力のトレーニング
8.ザイアンスの法則
9.信頼関係を築く
10.まとめ
雑談力とは
雑談力とは、字のごとく、雑談する力のことです。
雑談には、人間関係を向上させ、業績向上にもつながるすごい力を秘めています。
雑談をあまり意識せず、必要性を感じていないとすれば、知らず知らずのうちに、
損をしている可能性があります。
人間関係の向上や業績向上のためにも、改めて見直すことをお勧めします。
雑談とは？の概要をおさえていきましょう。
雑談は、特にテーマを定めず、気楽に会話することを指し、
コミュニケーションでもあまり重要ではない事柄をやり取りする様式のものである。
専ら相互の親睦を深める行為に位置付けられ、元々親しくない間柄では当り障りの無い内容を、
親しい間柄では忌憚の無い話題が出ることはあっても、冗談やユーモアなどのフィルターを介することで、感情的しこりを残さないよう配慮された内容となる。
一般的に、とりとめのない話である事が多い。
主に雑談は、日常的な話題を中心に自分や相手に関する身近なテーマが選ばれる。
こういった過程を通して相互の親密度を高め、さらに高次の人間関係を築くための社会的ツールであるとも解される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 より引用
このように、 互の親密度を高め、さらに高次の人間関係を築くための社会的ツールであるとも解される 。
と言うように、雑談力を見直すことで、今後の人生において大きな変化を得られることは間違いないと思います。
雑談力を高めるメリット５
1.初対面の方でも、雑談できるようになり、親近感がわきやすくなる。
2.会話が弾み、自分に対する印象も良くなり、相手の事も深く理解することができる
3.コミュにケーションに自信がつくので、表情や気持ちが明るくなる。
4.仕事関係での評価があがり、業績向上につながる。
5.評価が上がることにより、人生における、チャンスが多く訪れる。
このように、雑談力を高めることにより、仕事でも生活でも、良いことが多く訪れます。
「感じが良い人」と「感じが悪い人」どちらが好きですか？
当然 「感じが良い人」 ですよね！！
その為には、雑談力を鍛えるのみです。
第一印象を大切に
人は、外見では判断できないとは言うものの、外見の印象が悪ければ、
中身を知っていただけるチャンスをもらえません。
チャンスとは、雑談できるかと言うことです。
この雑談で、相手の様々なことを知り、次の段階の仕事の話に続くのです。
一発目の雑談で失敗してしまうと、それを修復するのに、
相当な時間と労力が必要となります。
本題に行っても、上手くいく可能性は極めて低いのです。
そうならない為にも、雑談力を鍛える必要がありますよね！
簡単に、第一印象の外見について、おさらいしましょう！
外見（身だしなみ）は、他人から見て、清潔感があるか？ないか？
業界にもよりますが、上司、同僚、お客様などから、スタンダードと言われるか？
スタンダードとは、常識の範囲で、基本の事です。
ビジネスの世界は、若い方から年輩の方まで様々です。
万人受けできる身だしなみを心がけましょう！
人の第一印象は、一分で決まると言われています。
この一分の中で、表情、話し方、態度、身だしなみなど、瞬間的に読み取ってしまうのです。
1.表情が明るいか、無表情でないか？
2.声が通る声か、低すぎないか？
3.自分ばかり話しをしていないか？
4.相槌やリアクションは、適度につかえているか？
5.質問で上手に会話を盛り上げているか？
6.おはよう、こんにちはなどのほかに、よろしくお願いします。と言えているか？
このように、まずは、第一印象を良くする努力をしましょう！！
意識して、行動して、習慣として、潜在的な能力をみにつけると、
仕事の結果は大きく変わっていきます。
雑談に必要な話題とは？
雑談には、基本の話題があります。
ここを押さえると、どんな方へでも、話しができるようになり、
雑談力に磨きがかかってきます。
1.天気やニュースなど当たり障りのないことから。
2.相手の会社の情報、場所や人数、取扱い商品など。
3.出身地はどこか？ご当地の食べ物や観光の話など。
4.服や時計など、ファッションについて。
5.趣味や、最近はまっていること、スポーツなど
このように、ありきたりな話題から、共通点を見つけていったり、
質問をして、好きなものをどんどん話をしてもらったりすると、
会話が弾んでいきますよね！
日頃から、自分のネタや、質問ネタを見つけておくと良いと思います。
雑談力は、聞き上手
雑談力は、自分が話すことだけではありません。
相手の話しも聞くことが重要です。
ビジネスの世界では、自分が３：相手が７の割合で会話をするのが良いと
言われています。
人は、自分の話を一生懸命聞いてくれる人に好意をもっていきます。
聞きを磨くことで、雑談力も抜群に伸びるでしょう！
聞き上手のポイント
1.相手の目をみて相槌をうつこと。
目を見れないなら、おでこのあたりや、鼻のあたりでもOKです。
2.表情豊かに聞くこと、無表情では、相手に聞いていないと思われます。
3.「そうですね」の後に、一言返すとよいですね。
連想ゲームやオウム返しのように、会話をつなげることが重要です。
「そうですね」だけだと、そこで終わってしまいます。
例：1
相手「今日は天気がよいですね？」
自分「そうですね」 で終わるのではなく、
相手「今日は天気がよいですね？」
自分「そうですね」「こんな最高の天気で、ドライブでもいきたくなりますね！」
と言う風に、一言加えると、また会話がはずみますよね！
例：２
相手「昨日ゴルフいってきたんだ」
自分「え、昨日ゴルフ言ってきたんですか？」
これよりも次の方が、話しが続いていきます。
相手「昨日ゴルフいってきたんだ」
自分「え、昨日ゴルフ行ってきたんですか？」 「どこのゴルフ場でやったんですか？」
このように、相手の言葉をそのまま返し、一言加えると、会話が弾みますね！
4.相手が話したくなるような質問をすること。
例えば、相手が釣りが好きなら、
何を釣るのか？、今までどのくらい大きな魚を釣ったのか？。
また、釣りはいつごろから始めたのか？とか
趣味の話は、相手が喜んで話してくれるはずです。
人は、好きなことは、どんどん話してくれます。
5.知らない言葉や話の事は、見栄を張らず、謙虚に聞くこと
この謙虚さが重要です。
覚えておくと便利、あ行、さ行のリアクション
| あ行 | リアクション | さ行 | リアクション |
| あ | あら～ | さ | さすがですね |
| い | いいですね～ | し | 知らなかったです |
| う | うわ～ | す | 素晴らしいです。 |
| え | え～っ | せ | センス最高です。 |
| お | おっと～ | そ | そうでしたか |
二回目の雑談で、さらに距離を縮めよう
初対面時には、当たり障りないことを話して、少し距離を縮めました。
二回目の雑談では、さらに距離を縮めていきたいですよね！
二回目の雑談ポイント5
1.前回、相手の貴重な時間で、会話をしてくれたことを御礼すること。
2.この前、教えていただいた話の内容を、もう一度すること。
これをすると、しっかり覚えていたんだ。話を聞いてたんだと、
相手は、好印象になります。
自分が話した内容を覚えている人、いない人、どちらを受け入れますか？
当然覚えている人ですよね！
3.さらに、相手のことについて、質問をすること。
深堀です。これをすると、ますます関係がよくなります。
4.手土産をもっていくこと。お茶菓子程度でOk。
5.また、次回の約束をすること。
3回目は、食事でもしながら話しできたら最高ですね！
深くなること間違いなし！！
雑談力のトレーニング
トレーニングはいつでもどこでもできます。
一人のシミュレーションも必要ですが、相手がいると最高です。
トレーニングの例
1.仕事で、挨拶する人に、「おはようございます」だけではなく、
一言加えてみること。
「今日は天気が良いね」とか、「今日もがんばりましょう」とか
一言を増やしていきましょう！
2.お店の方に一言話をしてみること。
「今日は、すごい人が多いですね」や、
食事をした場合は、「○○がすごくおいしかったです、また来ます。」とか、
知らない方にも話しするのが慣れていきます。
3.嫌いな人とでも、雑談をしてみること。
嫌いな人とは、どうしても、話しをしたくないと思いますが
敢えてしてみてください。意外と良いとこをも見えてきて、仲がよくなるかも？
当たり障りない内容でOKです。
4.一分間スピーチの練習をしてみること。
よく朝礼の場で、一分間や三分間スピーチを実施しているところがあると思います。
自分をその場で、アピールできるぐらい、内容からトレーニングしましょう。
5.会議の場で、質問や意見を述べてみること。
これが出来てくると、相当、自分に自信がついてきます。
会議の場では、間違ってはいけないとか、人前で恥ずかしいなんて人もいますが
超実践的で、自分に自信がついてきますよ！！
ザイアンスの法則
ザイアンスの法則とは、知らない人に対しては攻撃的な態度をとる
接触回数が多いほど親しみを感じる
相手の人間的な側面が見えると感情が深まるなどの心情を示すものです。
米国の心理学者ロバート・ザイアンスが提唱しました。
このように、接触回数が多くなると、親しみを覚え、良い人間関係になったり、
仕事でも、良い結果が得られやすくなります。
商品を買う時に、
一度しか会った時ない人と、何度も会った時がある人とでは、
どちらを選びますか？
当然、何度も会って親しい人から買いますよね！
このように、接触回数はとても大事です。
初対面での印象、二回目の雑談、三回目は・・、回を重ねることで、
どんどん深くなっていきます。
恋愛にも役に立つ法則ですよ！
一回、一回、しっかり雑談できるようになりましょう！
信頼関係を築く
信頼関係を築くためには、雑談から始まり、悩み相談まで、様々な話ができるようになることが重要です。
接触回数も重要なポイントになります。
信頼関係が出来れば、人生において最高の財産となる人脈や、仕事の成果も最高なものが得られます。
日々の積み重ねでしか信頼関係を得られませんので、雑談も、対応もしかっりしていきたいですね！
信頼関係を築くためのポイント５
1.うそをつかないこと。
特に、相手を傷つける嘘はやめてください。
その時点で、相当な亀裂が入ってしまいます。
2.約束をまもること。
仕事でも、プライベートでも、約束は守りましょう
約束した時間に来なかったらどうですか？ 信頼できませんよね！
3.自己開示すること。
自分のことを開示することは、自分を知ってもらえます。
また、相手もそのような人には、素直に自分のことを話してくれますよ！
4.人の悪口は言わないこと。
人の悪口を聞いてて、良い気分になりますか？
自分のことも悪口言われるかもと、相手は、警戒してしまいます。
5.困っている時は、助けてあげること。
困っている時は、全力で助けてあげてください。
それが、信頼関係の近道です。
まとめ
雑談力は、日常生活や仕事で、人間関係を円滑にするために最高の武器となります。
第一印象から始まり、二回目の雑談、そして、接触回数を増やすことで、
信頼関係に発展していきます。
信頼関係を築ければ、人生においての最高の財産となる人脈や、仕事の成果も最高なものが得られます。
雑談力を鍛えて、人生楽しみましょう！
