メリットとベネフィットの違いと考え方!ビジネス初心者向け

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あなたは商品案内する際に何に重点をおいていますか?

商品の性能ですか?メリットですか?デメリットですか?

一番重要なのは、ベネフィットです。

ベネフィット?はじめて聞いた方もいるかもしれませんが、ビジネスの世界では最重要項目となります。

これをしっかり提案できていると成約率が大幅に向上します。逆に提案していないと成約率が低くなってしまいますよ。

今回の解説でメリット・ベネフィットの違いと考え方をしっかり覚えておきましょう。

この記事はこんな方へおすすめです。

・マーケティング初心者の方
・営業成績が伸び悩んでいる方
・ブログやアフィリエイト初心者の方

それでは、早速解説していきますね。

ベネフィットとは?

ベネフィット(benefit)とは、英語で直訳すると「利益」を意味しますが、
この記事で解説するベネフィット(benefit)は、金銭的な利益だけではありません。

今の時代「モノよりコトが重要」と言われています。

モノの説明だけではなく、それを購入した後に、どのような「便益」や「恩恵」を受けられるかが重要となってきます。これがベネフィットなのです。


ベネフィットをしっかりお客様へ伝えることができれば、成約率が向上することは間違いありません。

たとえば、エアコンを購入したいときに、お客様は機能的な利益として(例・快適な温度)を得て、心理的な利益(例・快適な温度で仕事が捗る)を得ることになります。


このように「お金の利益」ではなく「便益」や「恩恵」もべネフィットと言えるのです。

ビジネスの分野では、お客様へ価値や利益(ベネフィット)をいかに提案できるかがポイントとなります。


お客様の心理的な部分を満たすことで、あなたから購入する確率が上がりますよ。

メリットとベネフィットを区別しよう

営業やサービス業、Webビジネスにおいてメリットとベネフィットが区別できていない方がいます。

多くの方が、「メリット」だけを相手に伝えようとしてしまいます。

しかし「メリット」を伝えるだけでは、残念ながら相手の心に届かず、購入してもうことはできません。

あなたの提案の価値がお客様へ伝わりにくいのです。

お客様は、インターネットや雑誌などを通じて様々な情報を持っています。

そして、あなたの情報(メリット)がインターネットや雑誌などと同じ提案であれば、どうでしょうか?

あなたから購入する意味はどのくらいあるでしょうか?

あなたの提案に一つでもベネフィットを加えることで、価値が生まれ、あなたから購入する確率が向上するのです。

今までメリットを伝えるだけの方は、ベネフィットを追求していきましょう。

メリットとベネフィットを整理すると下記の通りです。

メリットは「商品・サービスそのものが持つ長所」のこと
・ベネフィットは「顧客にとっての便益性」を意味します。

「ドリルを買いに来た人が欲しいのは、ドリルではなく穴である」。ビジネスの世界では有名な格言ですよね。

この格言で言えば、メリットとはドリルの性能・メリット「穴をあける能力」のことで、ベネフィットとは「穴があくこと」ということになります。

この穴に対し、様々な提案(選択肢)があると価値ある提案となるわけですね。

お客様は穴が欲しいのです。

メリット・ベネフィットの具体例

いつも徒歩の方へ自動車を販売するとします。

いくつかメリットとベネフィットの事例を挙げていきます。

●「メリット」は?
・雨の日でも濡れない。
・移動時間の短縮
・歩くより楽
・家族でドライブできる
・ハイブリッドで燃費が良い

●「ベネフィット」は?
・雨の日でも濡れない。からの、営業先ですぐ商談できる。身だしなみ重要。
・移動時間の短縮。からの、帰宅時間が早まり、趣味の時間や家族との時間が増える。
・歩くより楽、だから、体力を温存して、仕事に励むことができる。
・家族でドライブできる。そして、思い出をたくさん作って楽しいアルバムも作れる。
・ハイブリッドで燃費が良い、だから、家計に良い、からの、貯蓄が増える。

このようにメリットを書き出してから、ベネフィットへと掘り下げていくと新たな提案につながります。

ベネフィットを考えるポイントは?

「メリット からの?○○○」

「メリット だから?○○○」

「メリット そして?〇〇〇」

からの、だから、そして、などの言葉で次のベネフィットへと掘り下げていきましょう。

メリットだけで終わらないことが重要ですよ。

デメリットを伝えておくことも重要

デメリットやリスクを伝えると、買ってもらえないのでは?と不安になるかもしれませんが、実際はその逆です。

メリットやリスクもちゃんと伝えることで、商品やサービスのメリットやベネフィット、価格を納得した方は購入してくれるのです。

伝える側がしっかりメリットもデメリットも理解したうえで、お客様を思い提案していることがわかると、お客様はその提案を安心して聞き入れてくれます。

上記の自動車の販売のデメリットの例は以下のようなことが挙げられます。

・歩かないので、運動不足になる
・初期投資費用が高い
・維持費がかかる

などがあげられます。

お客様は、お客様との信頼関係構築のためにも、安心して購入してくれるためにも、事前にデメリットやリスクを伝えておきましょう。

まとめ

商品案内をする際には、ベネフィットが重要です。

ベネフィットへと掘り下げる考え方を身に付けると、あなたの商品案内の価値が大幅に向上することは間違いありません。

メリットやデメリットだけで終わるのではなく、しかっり商品の便益、恩恵をお客様へ提案して売上を向上させましょう。

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